【その4】なぜ住宅計画と同時に、外構計画も始めるべきなのか?

プランニング

なぜ外構計画を始めるタイミングは、住宅計画と同時がベストなのでしょうか?

 

それには、理由がいくつかあります。

 

 

1つ目、「新築工事そのものにムダがなくなる」ということです。

 

例えば、古くなった境界塀の作り直し工事です。

(今は大丈夫でも、数年後も想像して考えてくださいね。)

 

家が建っていない状態、つまり、作業スペースの広い状態

境界のブロック塀を壊して新しく作り直すのは、楽に早くできます。

 

解体した塀を運び出すことも、材料を搬入するにも、広いスペースがあるので、すべてが早く作業できます。

 

 

しかし、家が建ってしまった後では、

多くの場合、狭いスペースで作業をすること強いられます。

 

つまり、人件費・手間代が多くかかってしまうということです。

 

 

長い目で見て、トータルのコストを下げていきましょう。

 

 

 

2つ目、「上下水道の配管や汚水マス、雨水マス、水道メーターの位置」の問題です。

 

汚水マス、雨水桝は排水管が接続される部分や曲がる部分に設けられます。

マンホールや点検口を適当な場所に添えつけようとしていませんか?

 

外構工事を踏まえて、計画していれば、費用の掛かり増しを防げるだけでなく、

仕上がりもよりキレイになります。

 

実際に、建物工事が終わってからの計画だと、

玄関からのアプローチ部分にちょうどマスがあったため、

折角の石貼りの良い雰囲気が、残念ながら下がってしまったことがあります。

 

 

 

3つ目、「デザインの統一が可能」になります。

 

玄関タイルなど建物中と外構計画を同時に始めるので、

外から中まで一体感が生まれ、違和感がなくなります。

 

玄関タイルの雰囲気が、外構の雰囲気と違っていて

残念な思いをされた方もおられます。

 

 

その他、

実際住んだ時、駐車場スペースが狭すぎて、

毎日の車庫入れがストレスになるのを防げたり

 

外構の工事費を低金利の住宅ローンでまかなえたり

 

全体のバランスを考えて計画ができたりする(これが結構重要です!)ので、

早めの外構計画をおススメしています!

 

 

 

 

 

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