土間コンクリート打設中です。
生コンクリートとは、
主に「セメント・水 ・ 砂 ・ 砂利」を混ぜたものです。
よく間違えられるますが、
粘土のように乾いて固まるのではなく、
セメントと水が「水和」という化学反応をして硬化します。
熱を発しながら、化学反応で固まるんですね。
土間コンクリートを打つ前に
ワイヤーメッシュを引き、
雨水桝・汚水桝・レンガラインなどに
(緑色の)テープで養生をして
コンクリートが不要なところに付かないようにします。
もちろん、後で剥がします。
ミキサー車から生コンクリートが一輪車に流し込まれます。
人力で一輪車を押して、必要な場所に生コンクリートを打設していきます。
この刷毛(ハケ)を使って、レンガラインや縁石など
際(きわ)をきれいにしていきます。
金属製のレーキ(トンボ)で
コンクリートの表面をならしていきます。
隣地との境には、「伸縮目地」を入れて
隣地の構造物に直接コンクリートが付かないように
配慮しています。
施工時は養生用の白いテープが貼られていますが、
コンクリートがある程度固まって剥がすと
黒いラインが見えてきます。
黒だけでなく、グレーのラインもあります。
コンクリートを打設したら、職人さんが
みるみるうちに整えていきます。
仕上がるまでに、数回もコテで平らにしていきます。
硬化の状況に合わせて、
平らにしていくので、1度や2度では仕上がりません。
仕上げは、フラットな仕上げの金コテ仕上げか
刷毛引き仕上げです。
金コテ仕上げは、表面がすべすべになっているため、清掃が行いやすいメリットがありますが、滑りやすいというデメリットがあります。
逆に、刷毛引き仕上げは、刷毛の目ができるので掃除がしにくくなるデメリットがありますが、滑りにくいというメリットがあります。