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エクステリア施工のプロが教える!目隠しフェンスのメリット・デメリットとは?

三協アルミ フレイナ
三協アルミ フレイナ

本日のテーマは「目隠しフェンスのメリット・デメリットとは?」です。

 

 

お庭に出た時に、お隣さんや道路の通行人と目が合ったら落ち着かないですよね。

そんな時に設置したいアイテムが目隠しフェンスです。

 

あなたが目隠しフェンスを設置した方が良いのか、しない方がいいのか?

 

また、どんな目隠しフェンスを選んだら良いのか、

その判断にお役に立てればと思いお話させていただきます。

 

目隠しフェンスを設置する目的って何?


理想のエクステリアを実現させるためには、まず目的をはっきりさせることがまず第一です。

 

多くの人は、「人目を気にせず庭で過ごしたい」ということが多いのではないでしょうか?

 

目的が決まって初めて、

適切な目隠しの方法やデザインの選定、

コストなどを考えることができます。

 

しかし、デメリットもありますので、

メリットとデメリットの両方を考えたうえで、

それが理想のエクステリアになるかどうかを確認してみてくださいね。

 

目隠しフェンス設置のメリット


①目線を気にしないプライバシー空間ができる

 

やはり、目隠しフェンスを検討している一番の目的はこれではないでしょうか。

 

目隠しフェンス設置をすることで、

ご近所や隣家や通行人の視線からプライバシーを守り、

安心できるプライベート空間を作ることができます。

 

 リビングでくつろごうとしても、視線が気になって、

心から休まらなかったという悩みも解決できます。

 

カーテンを開けた開放的な生活ができるのではないでしょうか。

 

②お庭の背景を変え、雰囲気をガラリと変えることができる

 

暗い雰囲気の古いブロック塀や、お隣の物置や勝手口が気になる

といったお悩みもよくお伺いいたします。

 

このような場合、気になる場所に目隠しフェンスを設置することで

背景が変わり、お庭の雰囲気をガラリと変えることができます。

 

さらに、目隠しフェンスで背景が変わると、

フェンス前の植物がより引き立ち、

さらに心地よい雰囲気が創られます。

 

防犯・安全・安心できる住まいができる

 

目隠しは外部からの侵入を防ぐ防犯対策になります。

防犯対策目的の場合、完全に目隠しするのではなく、

スリット部分をつくるなどして、外から不審者の侵入がわかるようにしましょう。

 

また、お子様の道路への飛び出しやデッキからの転落を防ぐ

安全対策としても役立ちます。

LIXIL フェンス
LIXIL フェンス

目隠しフェンス設置のデメリット


台風や強風に弱い

 

目隠しフェンスは、高さが180cm~200cm程度になると考えられますので、

その高さで通気性が低いと、風の影響を大きく受けることになります。

 

風の影響を受けやすいということは、

倒れやすくなったり、音がしやすくなるということです。

 

設置する環境を考えて、場所にあった商品を選んで設置しましょう。

 

対策としては、ルーバータイプにしたり、隙間のあるタイプを組み合わせたりして

風の抜け道を作りましょう。

 

日当たりが悪くなる場合がある

 

目隠し率の高いフェンスを設置すると、光の透過率が低くなります。

向きによって日当たりが悪くなる場合もありますので、

太陽の向きや植物の位置など確認しておきましょう。

 

対策としては、

すりガラス調のポリカーボネート製のフェンスにすることが考えられます。

 

実際に設置された後どうなるかというところまで、しっかり考えることが大事ですね。

 

圧迫感を感じる場合がある。

 

比較的高いフェンスとなる場合が多いので、圧迫感を感じる場合があります。

フェンスまでの距離があまり取れなければ、

色を薄い色にしたり、隙間を大きめにするなどの工夫が必要です。

LIXIL フェンス
LIXIL フェンス

見落とし注意!目隠しフェンスプラン時の留意点


【注意①】高さをチェック!高さは関係性が重要!

 

目隠しフェンスは、人の目線の場合、

「見る人」の目線の位置と「見られる人」の目線の位置を確認する必要があります。

「見る人」と「見られる人」の関係性ですね。

 

また、庭の地面の高さと、部屋の床高の高低差は、50cm程度ある場合があります。

道路との高さも違いますよね。

 

実際にその場所に立って、高さを確認することが大切です。

 

 

【注意②】既存ブロックは利用できるか?

 

 境界ブロックは、現在設置されているフェンスに合わせて作られていることが多く、

基本的に高いフェンスに対応するように作られていません。

また、ブロックが老朽化している場合もあります。

 

ですので、

背の高いフェンスは、既存ブロックの内側に独立フェンスとして設置することが多いです。

 

 

 

【注意③】柱部分の地中配管を確認!(地中なのでできる限り)

 

目隠しフェンスを設置する場合、地中に配管が通っている場合、柱を立てることができません。

柱位置の地中に何もないかを確認しておきましょう。

 

近くに雨水や汚水の桝があれば、ふたを開けて配管の方向を確認します。

 

配管が通っているがどうしてもそこに立てたい場合、配管の方を回すようになります。

その場合、費用がかなり掛かってしまう場合があります。

 

そのように事前にわかっている場合は対策が立てられるので良いのですが、

施工当日に柱が立てられないという状態は避けたいものですね。

 

理想の目隠しフェンスを見つけてください!


ここまでメリットとデメリット、そして留意点をお話してきました。

 

以上のことを踏まえて、

メリットを最大限に、デメリットを最小限にして

ぜひ理想のテラス屋根を見つけてください!

 

 

 

 

 

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