プライベート空間づくり
おうち時間の増えた方の多い今、
プライベートの感のあるお庭を考えてみるのもいいのではないでしょうか?
人目を気にすることなく、緑を眺めながら、ゆったりと過ごせるプライベート空間。
本当に心がリラックスできます。
敷地のすべてを目隠しフェンスで囲ってしまうと、
閉鎖感が出すぎてしまったり、予算が足りなくなったりすることもありますので、
次のように考えてみてはいかがでしょうか?
「ここの一角は、家族のプライベート空間にしたいね」
「バーベキューをしたいから、ここは目隠ししてプライベート空間にしよう」など
目的を決めて、プライベート空間を確保できるようにイメージすると
楽しいお庭ができるのではないでしょうか。
プライベート空間づくりのアイデア
プライベートな空間をつくるには、どうしたらよいのでしょうか?
まずは、目隠しという方も多いのではないでしょうか。
では、目隠しする方法も多々あります。
今回は、種類と特徴をお話ししていきましょう。
①既成のアルミフェンス
・アルミ形材(縦型・横型)(完全目隠し型・半目隠し型)
・木彫ラッピング(縦型・横型)(完全目隠し型・半目隠し型)
・ルーバータイプ
・採光タイプ
・格子フェンス
②オリジナルのアルミフェンス
③樹脂フェンス
④目隠しブロック塀
・塗り壁塀
・化粧ブロック塀
・タイル貼塀
⑤列柱(角材スリット)
⑥竹垣
⑦生垣
などがあります。
ひとつずつ見ていきましょう!
①既成のアルミフェンス
・アルミ形材
素材がアルミですので、丈夫で長持ちします。
金属の質感でシャープな感じになります。
完全目隠しタイプの場合、プライバシー度は高くなりますが、
特に風や日当たりを考える必要性が出てきます。
カラーバリエーションもブラック・ダークブロンズ・サンシルバー・アーバングレー・ホワイト等あります。
メーカーによって、同じような色がありますが、多少の違いがあります。
この画像は、木彫ラッピング(横型・半目隠し型)です。
木彫のフィルムをアルミ形材に張り付けることで、
木目のやさしさが感じられます。
半目隠しタイプですので、風の通る隙間ができ、
抜け感があるため、圧迫感があまりありません。
風が通る隙間があるということは、
強風にも比較的耐えることができますので安心です。
次はルーバータイプです。
完全目隠しでありながら、風を通す優れものです。
ただ、半目隠しと比べて風を通す量が少ないことは頭に入れておきましょう。
次は採光型です。
採光パネル型は、完全に目隠しをしたいけど、明かりが欲しい場合に選ぶと良いです。
採光ルーバー型は、更に風の通りも欲しい場合に選びましょう。
フェンス前に植栽をする場合、選ぶと良いフェンスです。
次は格子フェンスです。
角材を並べたフェンスで、抜け感の大きいフェンスです。
画像のように塗り壁のブロック塀の間に配置すると、
塀の圧迫感を低減させることができます。
②オリジナルのアルミフェンス
アルミの角材、板材を選んで作る、自由度の高いオリジナルのフェンスです。
基本、横張りのフェンスになりますが、
隙間を自由に変えられるメリットがあります。
10mm、15mm、20mmなどお好きな隙間をお選びいただけます。
アルミまたは木調の板材を選んで、アクセントカラーを入れてもおしゃれですね。
③樹脂フェンス
自由なプランに対応できるセミオーダーメイドのフェンスです。
柱はアルミ材、板材にポリスチレン(樹脂)を使用したフェンスです。
板材が両面木調になる他、隙間を自由に変えられるメリットがあります。
板材がポリスチレンですので、
アルミと比べて比較的リーズナブルにフェンスを設置することができます。
ただし、強度はアルミに比べて弱く、柱間隔は1mと狭くなります。
(高さによりますが、アルミフェンスは2m間隔が多い)
④目隠しブロック塀
・塗り壁塀
下地をコンクリートブロックで造作し、仕上げをジョリパットなどで塗り仕上げします。
汚れが気になる方には、コーティング剤で汚れを防止することもできます。
全面壁だと圧迫感があるので、スリットを入れたり、ガラスブロックで装飾したりすると
雰囲気がよくなります。小窓をつくって、小物を飾るのもおしゃれですね。
・化粧ブロック塀
化粧ブロックを使って塀を造作します。
中にガラスブロックを入れることも可能です。
・タイル貼塀
下地をブロックで造作し、仕上げにタイルを貼ります。
雰囲気の良いタイルを貼ると高級感もでます。
⑤列柱(角材スリット)
天然枕木やアルミ枕木、角柱を使って列柱を造作します。
間隔を狭くしたり、広くしたり自由に行えます。
高さも弧を描くように曲線状にしたり、高下をランダムに配置することもできます。
植栽と合わせたり、化粧塀と合わせたりすると更に雰囲気が増していきます。
⑥竹垣
和風のお庭にしっかり馴染みます。
メンテナンスがいらない樹脂竹垣が、一般家庭では主流となっています。
建仁寺垣(けんにんじがき)
御簾垣(みすがき)
大津垣(おおつがき)
など目隠しにおススメです。
⑦生垣
目隠しとして、生垣に向いた樹木です。
生垣に適する樹木は、冬にも葉の残る常緑樹であり、
繰り返し行う剪定にも向いている植木を使う事が条件となります。
また、注意点として、
生垣は壁沿いに設置する場合以外は、
表と裏の両面の刈り込みが必要である事を留意しておく必要があります。
生垣を隣地境界等へ設置すると、
お隣の敷地へ入らない限り、剪定を行う事が出来なくなり、
お隣に枯れ葉が落ちる可能性があります。
生垣は両面が敷地内であるか、
管理のしやすい道路側である事が望ましいです。
以下、生垣に適している樹木を上げておきます。
トキワマンサク
斑入りマサキ・キンマサキ
ラカンマキ
イヌマキ
スカイペンシル
キンメツゲ
ボックスウッド
寒椿(カンツバキ) など
プライベート空間を創るために、様々な目隠しの方法をお伝えいたしました。
ぜひ、参考にされて、素敵なお庭造りをしてください。
もし、どのフェンスがいいかわからない。 うちでは、どんなふうにできるの???
と思われましたら、まずは、 お気軽にお問い合わせください。お見積り無料です。