新築一戸建ての住宅を購入しようと思ったとき、
「土地」と「エクステリア」の関連があるっていうことはご存知でしょうか?
結論から言いますと、
「安い土地」は「エクステリアでは高額」になる可能性が高いです。
それでは、順を追って説明していきましょう。
不動産の価値とは?
まず、マイホームを購入するときに決めることは、「どこに住みたいか?」でしょうか?
会社や学校への通勤・通学、買い物の利便性、子供の教育環境、楽に運転するのに十分な道路幅など・・・
「土地の形」で言えば、東南の角地が良い、それとも入口の狭くて細長い通路の旗竿地で手を打ちますか?
また、中古物件を解体することも視野に入れる方もおられると思います。
「土地」という不動産は高額なので、一生で何度もする買い物ではありませんので、
みなさんよく考えて購入されていると思いますが、
実際「土地の広さと安さ」で買ったという方もおられると思います。
でも、よくよく考えると「不動産価値の低い土地は、結局何かしらの安い理由がある」という事実があります。
不動産の世界では特に「安い=何か理由がある」ということが基本知識となります。
・形がイビツ、または旗竿地
・土地が傾斜している
・地盤が軟弱である などなど
不動産に、服のバーゲンセールのように50%OFFなどありえません。
システムが違うからです。
土地は広げればいい?
あなたは安くて広い土地があったら、それは買い物件だと思いますか?
広い土地には、それだけもれなく付いてくるものがあります。
それは、
エクステリア費用です。
土地が広ければ、境界の距離が延びます。
土のままにしておくと、雑草もそれだけ広い範囲に生えます。
広いだけ管理する場所が広くなります。
ということで、面積の広くて坪単価が安い、
一見お手頃と感じるそのような土地は、買って大丈夫なのでしょうか?
もちろん、敷地は、住宅とエクステリアを合わせて完成するものだという
全体を理解しての決断でしたら全然問題ないのですが、、、
「土地が広いとお金はかかる」という現実
住宅建物でしたら、必要な大きさは大体決まっていて、土地が広いからと言って建物を大きくする必要はないですよね。
でも、エクステリア・ガーデンの場合は違っていきますよね。
こんな式ができます。
「敷地-住宅=エクステリアの工事面積」
土地が広くなればなるほど、エクステリアの工事面積は大きくなっていきます。
例えば、安価なフェンスなら20メートル程度なら、20万円程度で済みますが、
土地が広いからという理由で、80メートルにもなってしまうと、単純計算で80万円になってしまします!!
安価なフェンスだけで、80万円、、、
芝にしても、金額が数倍になって、更に管理する手間も数倍になります。
広い土地を親から相続する場合など、そんなことも考えておく必要があります。
後々悩まないように、、、
土地とエクステリアの関係性をしっかりと認識しておいてくださいね!