今回は、雑草対策をしたときによくある失敗についてお伝えしていきます。
雑草対策をしたけど、いつの間にか雑草が生えてきた。殺風景になりすぎた。
そんな風にならないように事前の知識を入れていきましょう!
枯れ葉が落ちるところに「砂利敷き」は?
「砂利敷き」は最も安価でできる雑草対策と言ってもいいかもしれません。
防草シートの上に砂利敷きすると効果はかなり高くなります。
しかし、これだけは気に留めておいてください!!
それは、「落葉」です。
砂利の中の落葉は、掃除がとてもしにくいです。
草抜きは減っても、普段の掃除が大変になっては意味がありません。
でも、既にそうしてしまっている方もいると思います。
そんな方に、おススメしたいものがあります。
それは、「ブロアー」です。
風で落ち葉を掃除のしやすい場所まで吹き飛ばして、集めてしまいましょう!
「全面コンクリート」は、殺風景な上に、夏熱い!!
次に、雑草がどうしても嫌なのでいっそ「全面コンクリート」で!!という方もおられると思います。
ただ、「全面コンクリート」にすると、殺風景になってしまいがちです。
そして、夏の照返しは熱くなります。
解決策としては、レンガラインや芝などのスリットなどを入れると明るくなります。
また、植栽を一部に入れると木のぬくもりが感じられるようになります。
暑さ対策としては、駐車場でしたら熱線遮断のカーポート、お庭でしたら熱線遮断のテラス屋根やシェードなども効果的です。
直射日光がコンクリートに当たらないように様々なアイテムを組み合わせていきます。
もちろん、緑も効果的です。
落葉樹は夏の日陰をつくり、冬は葉を落としているので暖かな日の光が室内に差し込みます。
「ウッドチップ敷き」は、使い方を誤ると管理が大変・・・
砂利と同様に、手軽な方法に見えますが、
有機物なので、すぐに雑草が生えてしまいます。
落葉の掃除が砂利以上に手間がかかります。
また、木質を好む虫が越冬のために集まりやすいため、
植物の調子が悪くなるなど、トラブルの元にもなる可能性が高くなってしまいます。
材質は木なので、時が経つと自然に還ります。
「塩をまく」
塩をまくだけで雑草が枯れるというのですが、
将来植物を植えたくなった場合や、雨によって近隣の植物に悪い影響を与える場合もあり、リスクが大きいです。
「熱湯をかける」
熱湯をかけて、雑草を枯らせるという方法ですが、どれ位のお湯が必要になるのでしょうか?
広い範囲となると費用対効果は低いでしょう。
狭い場所に局所的にする場合は、有効かもしれません。