屋外用手すりと一言でいっても、色々種類があります。
高齢化社会となって、屋外階段に手すりを付けたいと言われる方も増えてきました。
今回は、どんな種類があって、どんな特徴があるのかをお伝えしていきます。
機能で選ぶ? デザインで選ぶ?
手すりを選ぶ場合に最初に考えることは「目的」です。
使用する方がどんな方で、どんな目的で手すりを付けたいかですね。
ご高齢で階段の上り下りがしんどくなってきている方が、楽に安全に上り下りできるようにしたい方。
それとも、オシャレでデザイン性のある手すりを付けたい方。
手すりを設置した後、自分や家族の姿をしっかりとイメージしてみましょう!
機能派のあなたにはこれがおススメ!
機能重視の方にお勧めなのが、角のない手すりです。
やはり手すりを持つ時に角がなくて丸みのある方が、持ちやすいですね。
素材は、ベーシックな「アルミ形材」と表面に「エストラマー樹脂」を使用したものがあります。
エストラマー樹脂手すりの特徴は、
①天然木のような温もりのある色調と手触り感がある。
②熱くなったり、冷たくなったりしにくい素材。
③主要部にはアルミ形材を入れて強度を確保。
④抗菌処理を施した衛生的な素材。
ということです。
手すりには、エトランポ3型・4型のようにユニバーサルデザインの視点で開発された笠木形状のものもあります。
・手の大きさが変わっても握りやすい「サポート機能」
・指が金具に当たりにくい「セーフティ機能」
・方向を示してくれる「ガイド機能」
が備わっています。
素材は、
アルミ形材タイプ(3型)
エストラマータイプ(4型)があります。
小さなお子様や車いすを利用される方のために、
2段目の手すりを取り付けることもできます。
2段目の高さは60~65cmの高さに設置するのが標準的です。
【介護保険における住宅改修費の給付について】
引戸への取替え、段差の解消や、補助手すりを取り付ける際に、介護保険の住宅改修費が給付される場合があります。
「歩行者用補助手すり」を屋外に取り付ける場合に発生する改修費用は、介護保険の給付対象となり、要介護(または要支援)と認定されると以下のように給付されます。
●要介護(または要支援)被保険者が実際に居住し、改修の必要性が認められた場合。
要介護度に関わらず1人当たり上限20万円までであれば、1割または2割の自己負担で住宅改修工事が行えます。給付には、まず住宅改修費を自費で支払い、市区町村の窓口に給付申請書などにて申請します。その後、9割または8割が払い戻される償還払いとなっています。
●介護保険の対象工事の詳細は、各市区町村で異なる場合がありますので、介護保険窓口で事前にご確認ください。
デザイン派のあなたにはこちら!
デザイン性を求めるあなたには、
シンプルでスタイリッシュなアイアン手すりを選択肢の一つに入れてはいかがでしょうか?
スタイリッシュ性を求めたアイアン手摺など、細い手すりは強度を考慮していきましょう!
少しでも強度がご心配な方は、
もう少し強度をUPした直線を基調としたシンプルなデザインの手すりを選ばれることをおススメいたします。
(下のジーエムラインはアルミ製です。)
ここに載せている画像は、取り扱っている商品のほんの一部ですが、カラーバリエーションやデザインも様々なものがあります。
ぜひ、目的に合ったお気に入りの手すりを見つけてください。