前回の続きで、手すりについて更にお伝えしていきます。
手すりには、笠木部分を曲げられる手すりもあります。
芯からスチール、半硬質樹脂、ウッドパウダー混合半硬質樹脂の三重層になっているので現場で90まで曲げ加工ができます。
手すりを離さずに最初から最後まで上り下りできるのがメリットですね!
ただし、デメリットとして支柱間隔が狭くなります。
柱の本数が増えるということですね。
それぞれメリット、デメリットがあるので、状況によって何がベストか考えていきましょう!
また、支柱に化粧カバーを付けることもできます。
タイルに手すりの支柱を設置する場合、コアで穴をあけますが、化粧カバーを使うとキレイに納まりますね。
写真のような埋め込み支柱で設置する方法は、他の設置方法と比べて、強度が強いのでお勧めしています。
手すりの高さはどのくらいがいい?
手すりの高さはどのくらいがいいのでしょうか?
それは、
実際に使う方の使いやすい高さ
です。
結局、その手すりを使う方に合わせて高さを決めるのが一番です。
もちろん、
標準的な高さがありますので、お伝えさせていただきます。
標準的高さは80cm程度です。ですので70cm~80cmくらいが最適かと思います。
メーカーの設定高さが80cmですので、それより少し下げることはできます。
高い方が良い方は100cmのサイズバリエーションもあります。念のため。
手すりの選び方:まとめ
・機能性で選ぶ? デザインで選ぶ?
・まず目的を明確にしよう!
・機能派のあなたには、丸い笠木、エストラマー樹脂タイプがおススメ!
必要に応じて、二段笠木や横桟などを検討してみてはいかがでしょうか?
・デザイン派のあなたには、スタイリッシュなアイアン手摺やアルミ角手すりがおススメ!
強度と相談しながら設置してください。
・曲げられる手すりもあります。カーブに合わせて設置できます。
・埋め込み支柱をタイルに設置する場合、化粧カバーを付けましょう!