こんにちは!「本物とはデザイン×使いやすさ」本物の庭・エクステリアを創造する ジーアート です!
カーポートの高さは結局どのくらいがいいの?
あとあと困らないようにするには、何に気を付けたらいいの?
高い柱と低い柱、メリット・デメリットはそれぞれなにがあるの?
そんなお悩みのある方に今回は「カーポートのベストな高さの決め方」をお伝えします。
カーポートの高さってどこのこと?
まず、カタログに載っているカーポートの高さとはどこの高さのことかご存知でしょうか?
高さとは、GL(地面高さ)~カーポート梁の下端 となっています。
つまり、柱の一番短い・低い部分です。
地面から柱と梁が連結されている部分までになります。
各メーカー商品によって若干の違いはありますが、
H2200 H2500 H2800 の3段階に分かれています。
カーポートの高さは、車の高さ +500㎜程度以上がおススメ
基本的には、車の高さ+300~500㎜程度以上がベストになります。
将来、大きな車に乗り換える予定やルーフキャリアを載せて走る予定がない場合ですね。
高すぎると、雨の吹込みが多くなりますし、低すぎると、たとえ自分の車には十分な高さでも、
お客さんや住宅メンテナンス時の業者の車が入らなくなる可能性があります。
また、車にはルーフキャリアを付ける方もおられると思います。
ルーフキャリアの高さが、商品にもよりますが、だいたい200㎜程度と考えます。
載せる荷物の高さも考慮してください。
標準ですと、カーポートの柱高さが2.2mを超えていれば、
市販されているミニバンクラス(アルファードで1950㎜)の車であれば駐車可能です。
吹込み防止を優先して低くする場合、気を付けるべき点は、地面と梁下の高さが一番短いところを考えることです。
土間コンクリートなどの地面に勾配をつけていると思いますので。
一番低いところ(多くは建物側)での高さを確保してください。
カーポート柱 ハイロングタイプ(2800mm以上)は特別な時だけ
ハイロングタイプ(2800mm以上)になると、柱の中に補強が入るため価格が一気に跳ね上がります。
H2200㎜とH2500㎜は、定価で数千円の違いですが、H2800㎜になると数万円上がります。
カーポート柱をハイロングタイプ(2800mm以上)にする場合は、
「階段があるので、柱の高さがある程度必要な場合」
「屋根が窓にかかってしまうので、部屋からの眺望を確保するために高くする場合」
「ルーフキャリアを車に積んでいるの場合」
など、明確な高さを確保する理由がなければ選ぶ必要はないと思います。
カーポート高さ別、メリット・デメリットとは?
【柱が低いカーポート】
メリット:雨風の吹込みが少ない
デメリット:圧迫感がある
【柱が高いカーポート】
メリット:開放感がある
デメリット:雨の吹込みが多い
※それぞれメリットとデメリットがあるので、
玄関ドア、窓の位置や高さ、メンテナンス面など現場の状況をよく見て判断する必要があります。
カーポートのベストな高さのまとめ
現地で高さを確認するのはもちろんのことですが、
通常の場合、車高+500㎜で、H2200~2500㎜がベストだと思います。
高さが必要な場合のみ、H2800に変えるという方が堅実ですね。(柱1本だけ変えることもできます。)
将来的な車のサイズ、建物や敷地の状態を考えて、ベストなカーポートを設置してください!
もし、ご不明な点等がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。