こんにちは!「本物とはデザイン×使いやすさ」本物の庭・エクステリアを創造する ジーアート です!
あなたはご存知でしょうか?
エクステリアや外構に台風被害・大雪被害があった場合、「火災保険」の適用が可能です。
近年は暖冬傾向が多く、特に昨年(2019~2020)の冬は、記録的な暖冬で雪も記録的に少ない状況でした。
一転して、今年の冬(2020~2021)は、冬らしく厳しい寒さの日が多くなる可能性があると言われています。
気象庁は9月10日「ラニーニャ現象が発生したとみられる。今後冬にかけては、ラニーニャ現象が続く可能性が高い(70 %)」と発表しています。
もしもの時のために、カーポートやテラス・ガーデンルームなどへの「火災保険」適用の知識を入れておいて下さい。
「火災保険」の対象範囲について
まず火災保険について簡単に確認をしておきましょう。
火災保険は、建物が火事になったり、台風や大雪などによって生じた建物や家財の損害を補償する保険です。
保険料をおさめることで、修理にかかった費用などが保険金として給付される仕組みになっています。
建物とは建物本体や「それに付帯する門・塀・物置など」のことで、家財とは建物の中にある家具や衣服などのことを指します。
ここで今回大事なのが、建物本体だけでなく、「カーポート、ガレージ、門や塀、垣根、物置、外灯など」の建物に付属する設備として認められるものも火災保険の対象となっているのです。
また、台風、大雪などの自然災害は「風災補償・雪災補償」などの名称で、たいていの火災保険に付帯されています。
例えば、
「風災」は、台風だけでなく、突風や竜巻などによる被害で申請することもできます。
風でカーポートの屋根が飛んでしまった、破損してしまったという直接的な被害だけでなく、
風で物が飛んできたり、物干し竿が当たったりして破損したという場合でも、
風が原因であることが明らかであれば申請することができます。
「雪災」は、大雪、豪雪や雪崩の被害に対しての補償をするものです。
雪の多い地域では強度を高めたカーポートを設置しますが、雪の少ない地域では、そこまでの強度がありません。
しかし、予想を超えた積雪がある場合もあり、雪の重みでカーポートが破損してしまうこともまれにあります。
そういった際に雪災での申請が可能です。
いずれの場合も、申請には「被害状況の写真」が必要になりますので、必ず撮影しておきましょう。
・全体を撮影した写真
・損傷箇所が確認できる写真
詳しくは保険会社に確認が必要ですが、この2点を踏まえて撮影してください。
自然災害による破損と認められないケースがある!?
※自然災害による破損と認められないケース
一般的に耐久年数は15年以上といわれており、長期間使用できるカーポートですが、年数による素材の劣化は避けられません。
「経年劣化」ですね。
「自然災害によるものではなく、経年劣化による破損」と判断された場合は、補償の対象外となってしまいます。
保険を使いたい場合、破損個所を修理する際には自己判断せず、事前に専門業者や保険会社に相談しましょう。
※火災保険でカーポートやテラス屋根を修理するときの注意点
カーポートやテラス屋根が自然災害による破損を受けて、火災保険の補償の対象となった場合でも、注意しなければならないことがあります。
「損害額が20万円以下の場合、保険金を給付しない」としている保険会社が多いということです。
そのため、台風や竜巻などの被害にあって規模の小さい破損をした場合は専門業者に修理の見積りを依頼しましょう。
その見積りが20万円を超える場合に火災保険申請の手続きをするようにしましょう。
いざというときに慌てないためにも、ご自身が加入している火災保険について、この機会に確認してみてください。