こんにちは!「本物とはデザイン×使いやすさ」本物の庭・エクステリアを創造する ジーアート です!
本日は、あなたがテラス屋根を選ぶ際のポイントを順に説明していきたいと思います。
1.どこにテラス屋根が必要ですか?
まずは、場所に合わせたテラス屋根を選びましょう!
・1階設置型
・2階設置型
・柱なし式
取付場所に合わせたタイプを選んで下さい。
原則、1階設置型は、土や土間コンクリートなどに柱を埋め込みます。
デッキがある場合でも、貫通して地中に柱を埋め込みます。
2階設置型は、建物のバルコニーに金具で取り付けます。
柱なし式は、強度確保のため、建物の壁の中の柱などの構造体に取り付けますので、特に取付け位置が下地によって左右されます。
ご注意くださいね。
2.屋根の形を選ぼう!
「アール屋根」と「フラット屋根」で、強度上の差はありません。
両者を比較した時の違いは、
・ アール屋根の方が、たれ下がりがある分、雨の吹込みが少なくなります。
・ フラット屋根の方が、同じ商品・サイズで比較した場合、若干安くなります。
また、加工のバリエーションが増えます。(台形納まりなど)
スッキリとした印象です。
その他細かく見ると高さなどの若干の差はありますが、大きな差はありません。
最終的には建物や外構の雰囲気に合わせて、好みで選ばれても問題ないかと思います。
3.屋根のサイズを選ぼう!
1階の掃き出し窓(お庭に下りられる窓)に取付けする場合、
間口(横幅のサイズですね)は、窓のサイズよりもひと回り大きいサイズのテラス屋根をつけることが多いです。
ひと回り大きいサイズだと、横からの雨の吹込みを多少なりとも防げます。
また、出幅は6尺(約1800㎜)が一番多いです。
洗濯物を干したり、屋根下にテーブルとイスを置いたりするのにちょうどいい寸法だからです。
あとは最終的には、現地の状況と好みです。
屋根の下で何をしたいのか?ライフスタイルで必要なサイズは変わります。
4.雪はどれくらい降りますか?
取付場所やお住まいの地域の雪はどのくらい降りますでしょうか?
テラス屋根は、耐積雪量が
・約20cm相当
・約50cm相当
・約100cm相当
のバリエーションがあります。(メーカー商品によって若干違います。)
地域に合ったテラス屋根をお選びください。
雪の多い地域では、約50cm相当や約100cm相当のものを選びましょう!
注意点は、建物の屋根から雪が直接落ちる場所には取付けないようにしましょう。
積雪の落下の衝撃を想定しての強度はありませんので。
5.風は強くないですか?
耐風圧強度は、
・風速36m/秒相当
・風速42m/秒相当
のバリエーションがあります。(メーカー商品によって若干違います。)
風の強い地域では、耐風圧強度が高いものを選びましょう!
6.屋根材を選びましょう!
次は屋根材です。
素材は紫外線をほぼ100%カットするポリカーボネート製で、
多くの方が、かすみ調の半透明タイプを選ばれます。上からの目隠しにもなります。
次に熱線をカットする素材にグレードアップするかどうかを考えられる方が多いです。
サイズによりますが、数千円で夏の熱をかなり和らげることができ、夏の冷房費が節約できます。
その他、ブルーやブラウンカラーもあります。
メーカーによって多少の差があります。
7.取付けしたい場所をよく見てみよう!
取付したい場所をよく見ることは大切です。
基本的に窓サッシの上側にテラス屋根を取付けるので、そこに障害物がないかを確認します。
換気口や、照明、竪樋などがあれば、位置をずらしたり、加工をしたりする必要があります。
また、忘れがちですが、排水も大事です。テラス屋根にも樋が付きます。
垂れ流しで大丈夫なのか、雨水枡に接続するのか事前に計画しましょう!
8.ピッタリのサイズがない時には・・・
敷地が変形していたり、建物の角部分に取り付けたりしたい場合は、カット加工も可能です。
大きめのサイズをカットして、ちょうど良い大きさにすることですね。
シンプルなテラス屋根ですと、特注もできるものもあります!
9.便利なオプション紹介
便利なオプションも用意されています。
■竿掛け
・吊り下げ型 調整固定式
・吊り下げ型 上下可動式
・吊り下げ型 上下可動着脱式
・柱取付け型 など
■布団干しバー
■スクリーン:雨や雪の降り込みを防ぎ、視線も遮ります!
・前面スクリーン
・側面スクリーン
その他メーカーによってさまざまなオプションがあります。
10.柱を立てる場所は?
最後に柱を建てる場所を確認しましょう。
土でしたら掘ればよいのですが、コンクリートでしたらハツリが必要になります。
ハツリの場合、カットするサンダーやハツリ機が必要になります。
また、地中に配管が通っていないかを確認しましょう。柱を移動する必要が出てくるかもしれません。
その場合、標準納まりでも間口方向には移動できますが、出幅移動納まりや梁置き納まりなどでより良い場所に柱を建てることができるかもしれません。
事前にしっかりとイメージして取付けていきましょう!
おうちにはどんなテラス屋根が合うのか?
本当に取り付けできるのかが不安な方は、お気軽にご連絡ください!
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