こんにちは!「本物とはデザイン×使いやすさ」
豊富なアイデアで、本物のお庭・エクステリアを創造する ジーアート です!
本日のテーマは「ウッドデッキとタイルテラスの違いとは?」です。
「ウッドデッキ」と「タイルテラス」の用途はほぼ同じなことが多いですので、どちらにすればよいか迷われる方も多いかと思います。
今回は天然木は除いて、人工木デッキとタイルテラスを比べていきます。
人工木デッキとタイルテラスの違いとは?
それでは、「人工木のウッドデッキ」と「タイルテラス」を比べながら違いを見ていきましょう。
人工木ウッドデッキは、
LIXILや三協アルミ、YKK、タカショー等様々なエクステリアメーカーが商品を出しているほど需要が高い商品です。
【メンテナンス】
ウッドデッキ:★★★
タイルテラス:★★★★★
ウッドデッキ・タイルテラス共に、メンテナンスは非常に楽です。
ごしごしとデッキブラシで磨いても大丈夫です。
ウッドデッキは、人工木ですので、腐りませんし、ささくれがでません。
ただし、雨水のシミや若干の色落ち・色褪せは避けられません。
取れない汚れや若干のキズは、サンドペーパーで落とします。
タイルテラスは、
ホースで水を撒いてブラシでこすれば、汚れはほぼ落ちます。
バーベキューの後には最適の素材です。
めったにない事ですが、タイルは重いものを落とすと割れることがあります。
割れた場合、その部分だけを貼り替えることもできますので、ご安心を!
【設置高さ】
ウッドデッキ:★★★★★
タイルテラス:★★★
ウッドデッキは、部屋の床の高さから、ほとんど段差なくデッキに降りることができます。
サッシが対応していれば(ノンレールサッシ)、室内床とウッドデッキがフラットになります。
室内のお部屋がフローリングの場合、サッシを挟んで、床が続いて広くみえるようになります。
タイルテラスの場合、原則、建物の水切りより下に、タイルの天端が来ます。
お部屋の床より数センチ低くなり、段差ができるという事です。
理由は、住宅の床下の換気を塞がないようにしなくてはならないからです。
ただし、解消する商品もあります。
片持ちテラスにすることで、基礎や建物に触れずに独立でテラスを造作します。
部材代等価格が、跳ね上がってしまうのが欠点ですが、この方法でフラットにすることができます。
【施工・加工性】
ウッドデッキ:★★★★
タイルテラス:★★★
共通して、台形やL字、くり抜き等形に自由がききます。
ウッドデッキは、曲線にすることもできます。
曲線は、柔らかい印象を与えることができますね。
木質の柔らかさを更に引き立てる感じです。
タイルテラスの場合、原則直線となります。
高さを自由に変えたり、ブロックを組み立てるように形を変えたりすることができます。
(もちろん、両者とも、どんな形でもということではありませんが・・・)
【価格】
ウッドデッキ:★★★
タイルテラス:★★
通常タイプのものですと、ウッドデッキの方が、価格が安いです。
タイルテラスと同面積で作る場合、ウッドデッキの方が価格が抑えられます。
(※ただし、ウッドデッキ下の舗装によって金額は変動します)
タイルテラスの場合、どのようなタイルにするかで大きく価格が変動します。
【カラーバリエーション】
ウッドデッキ:★★★
タイルテラス:★★★★★
ウッドデッキは、色のバリエーションがおよそ4~5色ありますが、
タイルデッキと比べて劣ってしまいます。
ですが、主要な色は押さえていますので、問題はないとも言えます。
タイルは多種多様な種類があります。
石調のタイルから、木調のタイル、色むらのあるものから、大判タイルまで、
屋外用のタイルでしたら様々なものからお選びいただけます。
【使い勝手】
ウッドデッキ:★★★★
タイルテラス:★★★★
どちらにも一長一短があります。
ウッドデッキは、フェンスや手摺等のオプションがあるので、トータルコーディネートしやすいです。
各メーカーがウッドデッキと同じ素材を使用したフェンスや門扉、等を商品化しているので、
色が合わせやすいです。
タイルテラスは、BBQ等をしていて、万が一、熱いものが落ちても大丈夫です。
人工木デッキの場合、焦げたり、溶けたりする可能性があります。
アイアン製の手すりを合わせることもできます。
また、タイルテラスは特に太陽の照り返しがあります。
ウッドデッキと比べて、特に白いタイルは照り返しがあります。
まとめ
ウッドデッキの魅力は、なんといっても、木質の温かみのある質感です。
ウッドデッキを選ばれる方は、この質感が大きな要因ではないかと思います。
また、コスト重視、限られた費用の中で、室内床との段差をなくすことを優先されるが選ばれることが多いです。
タイルテラスの魅力は、高級感とメンテナンス性です。
タイルが持つの高級感と水をかけながらのデッキブラシでごしごし洗えるメンテナンス性は魅力的です。
劣化、変色、変質がなく、酸性やアルカリ性などの薬品の影響も受けません。 熱・火・水にも強く、お手入れのしやすさはダントツです。
メリット・デメリットをよく考えて、
理想のお庭・エクステリアを一緒に見つけていきましょう!
しっかりとサポートさせて頂きます!
おうちにはどんなウッドデッキ・タイルテラスが合うのか?
本当に問題なく取り付けできるのかが不安な方は、お気軽にご連絡ください!
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