こんにちは!「本物とはデザイン×使いやすさ」本物の庭・エクステリアを創造する ジーアート です!
本日のテーマは、アプローチデザインの基本パターンとは?です。
玄関アプローチは大事ですよね!
基本を押さえて、様々なバリエーションに広げていきましょう!
それでは一つ一つ見ていきましょう!
1⃣アプローチの基本パターン
アプローチの基本パターンは、3つあります。
直線・S字・クランクです。
■直線
一般的には直線は、避けるケースが多いです。
その理由として、
①デザインが単調になる
②玄関ドアを開けた時、来訪者が家の中まで見えてしまうことがあげられます。
しかし、シンメトリーのデザイン、狭小地のアプローチなどで使われることがあります。
最近ではこのパターンも多くなってきているかもしれません。
■S字
S字型のアプローチは、曲線の持つ柔らかさやエレガントさなどが特徴です。
明るい洋風住宅や、カジュアル、ナチュラルなイメージが好きな方におススメです。
カースペースと門柱、アプローチなど一体感を持たせてデザインするのも一つのアイデアですね。
■クランク
直線の途中に90度の曲がりが2か所交互に入ったデザインです。
アプローチを歩くと、視線が直角で大きく変わっていくので、植栽によるアイストップやアイポイントを入れるとよいです。
基本パターンありますが、現実的には敷地に応じてフレキシブルに組み合わせたりしながら展開されていきます。
2⃣アプローチデザインの形状、材料の組み合わせ
アプローチデザインは、形状や材料を組み合せることによって、変化をもたらし、単調さを解消します。
シンメトリーにすることもありますが、多くは変化のあるデザインが良い雰囲気をもたらします。
■ 形状の組み合わせ
同じ直線方向でも土間の形状を変えたり、ずらしたりすることで変化が生まれます。
また、隣接する部分とつながりを持たせるために、枕木や石などの他の素材を組み込ませることで、一体感を持たせることができます。
■材料の組み合わせ
スッキリとした印象にしたい場合は、単一の材料だけで仕上げる場合もありますが、
多くは、乱形石やレンガなどを効果的に散らしたり、枕木、石材と洗い出し仕上げなど様々な素材とコンビネーション効果を演出したりします。
3⃣アプローチデザインで失敗しないために
ここでアプローチをデザインするうえで失敗しないためのコツをお伝えします。
ここでは、この3つを考えてみましょう
①安全性
②耐久性
③機能×デザイン性
①安全性
アプローチは毎日歩くところになるので、安全性は重要な項目になります。
反対に危険なアプローチを考えてみましょう。
それは、
・滑る
・つまづく
という事です。
滑り止めのついていないタイルや天然木の枕木など、特に雨で濡れている場合滑りやすくなります。
そして、つまづきやすいちょっとした段差などを作らないことが大切です。
②耐久性
長期的に使用する場所ですので、耐久性が高いものを選ぶことが必要です。
滑り止め付きのタイルや石材、レンガ、コンクリートなどは耐久性が高いです。
洗い出し仕上げにするのも良いですね。
逆に耐久性が低いものは、天然木の枕木です。どうしても長年月で朽ちてしまいます。
③機能×デザイン性
機能ありきのデザイン性です。必要性デザインと呼んでもいいかもしれません。
無駄をなくして、動線を整えるという事です。
できれば、家の中が外から見えないように玄関ドアを隠せるといいですね。
まとめ
アプローチの基本パターンを抑えながら、隣のゾーンとのつながりであったり、全体の雰囲気に合わせて組み合せていきます。
安全性が基本ですので、それをベースにデザインを考えていきます。
楽しみながら、理想のエクステリアを見つけてください!