こんにちは!「本物とはデザイン×使いやすさ」本物の庭・エクステリアを創造する ジーアート です!
本日のテーマは、オープンスタイル外構・クローズスタイル外構の7つのメリット・デメリットとは?です。
どんな外構にするかを考え始めるとき、オープンスタイル外構にするのか、クローズスタイル外構にするのかをまず決めましょう。
それを決めるとスムーズに話が進みます。
これからそれぞれ、どんなメリット・デメリットがあるのかをご説明していきます。
【オープンスタイル外構】
敷地の周りを塀で囲わずに、街に対して開放的な外構をオープンスタイル外構と呼びます。
高さが低めの花壇やフェンスで隣地の境界を区切ることもあります。
住宅地によっては協定が設けれてられている場合もあります。
道路に面した塀や柵は「〇m以下とすること・道路境界から○m以上後退する」など、オープン外構にすることを義務付けている場所もあります。広島で言うと、こころ団地などですね。
| オープンスタイル外構のメリット1
なんといっても開放感
オープンスタイル外構の一番のメリットは、広々とした開放感です!
一般的に狭い敷地では、フェンスや塀を建てると圧迫感と狭さが強調されてしまいます。
その点、フェンスや塀を建てないという選択で、敷地を広々と見せることができます。
| オープンスタイル外構のメリット2
スペースが自由に使えるので、敷地の有効活用できる
塀や門扉、フェンスを取り付けないオープン外構では、その分、敷地を自由に有効に使うことができます。
塀などの圧迫感が無いので、敷地が広く感じられます。
道路から建物の敷地が狭い場合は、駐車スペースも限られるので、オープンスタイル外構をおススメします。
| オープンスタイル外構のメリット3
死角がないので、防犯面にも効果あり
また、オープンスタイル外構は、表から丸見えになるので、誰でも容易に入れそうと、防犯面を心配される方もいらっしゃいます。
しかし、意外にも防犯面でメリットがあります。
空き巣など住宅内に侵入しようとする人は、周囲の人から気付かれないように身を隠したいと考えます。
何か怪しいことをしようとしても、オープンスタイル外構は周囲の人に丸見えになってしまうので、住宅内への侵入防止に効果があります。
| オープンスタイル外構のメリット4
日当たり・風通しがよいので植物が育ちやすい
遮るものがないので、日当たりや風通しが良くなるため、植物が育つ環境としては良くなることが多いです。
芝生は日当たりが大事ですし、日当たりを好む植物は多いので植物が育ちやすくなります。
| オープンスタイル外構のメリット5
地域景観への貢献・交流の場になる
道路側の庭は、個人のものでありながら街の景観としての役割も担います。
土間コンクリート舗装でほとんどを覆うのではなく、樹木や低木植栽を入れることで街全体の価値が上がっていきます。
自分の住む街の景観を自分たちでより良いものに出来るのがオープンスタイル外構です。
近隣の方も植物を愛でることができるので、喜ばれることが多いです。
また、庭の植物がきっかけでご近所の方と交流が生まれることもあります。
普段から気兼ねないあいさつができる関係を作ることは、日常はもちろんですが、いざという時の助け合い、また防犯にもつながります。
| オープンスタイル外構のメリット6
外構費用を抑えることができる
敷地を囲うための塀や門扉は、距離が長くなるので、思った以上に工事費用がかかります。
数年後、塗装の塗り替えや洗浄が必要になることもあるので、その場合はメンテナンス費用もかかります。
オープンスタイル外構は、初期費用と共にメンテナンス費用を抑えることができます。
| オープンスタイル外構のメリット7
外構リフォームしやすい
住む前はわからなくても、そこに住むと、もっとこうしたいなどと問題点が見つかるかもしれません。
また、ライフスタイルが変わったり、子どもが成長したりします。
オープンスタイル外構は、構造物が少ないのでガーデンリフォームしやすいです。
構造物を壊して処分する費用も不要となります。
新築時には最低限の工事にして、余裕ができた時に追加工事をするというプランを初めから考えておくという方法もあります。
| オープンスタイル外構のデメリット1
敷地内への侵入されやすい
敷地を囲うものがないので、敷地内へ簡単に侵入されていまいます。
角地ですと、車が曲がるときに敷地内に入られてしまう場合があります。
特に、道路が狭い場合には入られやすいです。
対策として、樹木や花壇などの配置を工夫したり、ポストやインターホンを道路近くへ設置したり、
盛土をしたりして、敷地の範囲を強調することでプライバシーを守ります。
また、庭をキレイな状態に保つことも大切です。
管理の行き届いた印象は、盗難や侵入を防ぐことにつながります。
ゴミがあるところに、ゴミが捨てられるということもあります。
| オープンスタイル外構のデメリット2
外からの視線が気になる
道路側にリビングの大きな掃き出し窓があると、外から住宅の中がまる見えになってしまうデメリットがあります。
それを防ぐために、プライバシーを守りたい風呂やトイレ、リビングは、道路側でない外から見えない位置に配置する必要があります。
もしくは、そこの前に、目隠しフェンスを設置したり、植木で目隠しをするなどの配慮が必要となります。
夏は、目隠しシェードも有効です。
| オープン外構のデメリット3
夜の防犯の工夫が必要
オープン外構は外から建物全体が見渡せるということが反対にデメリットにもなってしまいます。
昼間は周囲の人の目がありますが、夜間はなくなりますので、アプローチには自動センサー式ライトなどを活用することで、防犯の意識が高まります。
【クローズ外構】
オープンスタイル外構とは反対に、門扉や塀、フェンス、生垣を用いて敷地を囲って、外からは中が見えない作りになっている外構のことです。
オープンスタイル外構に比べて重厚で格調高い印象を与えます。
ウッドデッキやテラスデッキ、自分だけの中庭を設けて、他人の目を気にしなくていいプライベートな空間を演出できるのが特徴です。
小さな子供の外への飛出し防止にも有効で、家族との時間やプライベートな時間を大切にしたい人におすすめなのがクローズ外構です。
| クローズ外構のメリット1
プライバシーを守り、プライベート空間を楽しめる
庭をもう一つの部屋のようにプライベートな空間として使ったり、庭でガーデニングで楽しんだり、周囲の視線を気にせずにお茶をしたり読書をしたり、そんな風にお庭を使えることが最大のメリットです。
室内にいるときも、人の目を気にせずカーテンや窓を開けることができるので、のびのびとして安心感を得ることができます。
やはり、カーテンを開けられると、開放感があります。
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| クローズ外構のメリット2
侵入・飛び出し防止になる
住宅の周りをフェンスや塀で囲うことで、簡単に敷地内外を出入りできなくなり、人が敷地に入る前にシャットアウトできます。
逆に、フェンスや塀があるので、ペットや子供の道路への急な飛び出しを防ぐことができます。
| クローズ外構のメリット3
車へのいたずらを防止できる
クローズ外構では駐車場もシャッターや跳ね上げ門扉などで閉じられます。
車へのいたずらや盗難、車上荒らしから守ることができるので安心です。
もちろん、車だけでなく、自転車などもクローズ外構なら、外に置いても安心です。
| クローズ外構のデメリット1
圧迫感・閉鎖的な印象を与えてしまう
クローズ外構は、周囲に対して閉鎖的な印象を与えてしまうことがあります。
侵入者ではなく、来客者にも入りずらい印象を与えてしまいます。
敷地いっぱいに背の高い塀を立てるのではなく、フェンスや塀をセットバックさせて、植栽スペースを確保すると、圧迫感を軽減しつつ緑の柔らかさをプラスすることができます。
| クローズ外構のデメリット2
敷地内に入ってしまえば、周囲から隠れられるようになる
プライバシーが守られるメリットがありますが、その反面、敷地に入ると周囲から隠れられる環境になってしまいます。
そのため、防犯対策をしないと空き巣などのターゲットになりやすくなります。
監視カメラや照明の設置、警備会社の利用などでホームセキュリティの強化も検討要になります。
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| クローズ外構のデメリット3
外構費用が高く、工期が長くなってしまう
フェンスや塀などを造作することになりますので、費用と工事期間が必要となります。
クローズ外構にしたい方は、この点も認識しておく必要があります。
まとめ
オープンスタイル外構のメリット
1.なんといっても開放感
2.スペースが自由に使えるので、敷地の有効活用できる
3.死角がないので、防犯面にも効果あり
4.日当たり・風通しがよいので植物が育ちやすい
5.地域景観への貢献・交流の場になる
6.外構費用を抑えることができる
7.外構リフォームしやすい
オープンスタイル外構のデメリット
1.敷地内への侵入されやすい
2.外からの視線が気になる
3.夜の防犯の工夫が必要
クローズ外構のメリット
1.プライバシーを守り、プライベート空間を楽しめる
2.侵入・飛び出し防止になる
3.車へのいたずらを防止できる
クローズ外構のデメリット
1.圧迫感・閉鎖的な印象を与えてしまう
2.敷地内に入ってしまえば、周囲から隠れられるようになる
3.外構費用が高く、工期が長くなってしまう
お気に入りのスタイルを見つけてください!