こんにちは!「本物とはデザイン×使いやすさ」本物の庭・エクステリアを創造する ジーアート です!
本日のテーマは、タイルの外壁には、テラス屋根は取付できない?です。
テラス屋根を取付したいときに、この建物はタイルの外壁だから難しいですねと言われたことはありませんか?
その理由と対処法をこれからご説明していきます。
【タイル外壁にテラス屋根は原則、直付け不可】
タイル外壁は後からビス固定するエクステリアには不向きな外壁です。
タイル外壁には、湿式工法と乾式工法とがありますが、共にビス固定は原則しない方が良いです。
湿式工法は、ビスを打つとタイルが割れ、小さな隙間ができてしまうこともあります。
隙間ができるという事は雨水の侵入も考えられます。
また、目地を狙ってビスを打とうとすると、ビスの位置が制限されてしまうので、調整する手間もかかってしまいます。
乾式工法は、サイディング下地にタイルを貼っていくという工法ですが、タイルとタイルの間に隙間が空いている状態なので、テラス屋根を取り付けたとしても、雨水が侵入してくることが考えられます。
【タイル外壁にテラス屋根を取り付けたい時の対処法は?】
それでは、タイル外壁にテラス屋根を取り付けたい時はどうすればよいのでしょうか?
その答えは、「独立タイプのテラス屋根を設置する」が最適解です。
独立タイプのテラス屋根は壁に直接ビスを打ち込む必要がありません。
カーポートのように、テラス屋根の柱のみで屋根を支えます。
【独立式テラス屋根の種類について】
最近は、独立式テラスが増えてきました。
大きく分けると、「柱2本タイプ」「柱4本タイプ」「柱2本中間位置タイプ」があります。
それぞれ特徴があり、またカラーバリエーションの数も違ってきますので、商品ごとに確認が必要です。
お家に合った、タイプ、デザインを見つけてください。
建物とテラス屋根の間は、オプションの隙間ふさぎ材がありますので、検討してみてください。
まとめ
タイル外壁には、原則、壁付テラス屋根は取付不可です。
理由は、
1.取付け時にタイルが割れる可能性が大きいこと。また、ビス位置が制限される。
2.雨水がタイルの隙間を伝ってぽたぽた落ちてくる場合がある(これは独立式テラス屋根も同じです。)
対処法として、
「独立式のテラス屋根を設置する」ことをおススメします。
ただし、独立式は建物とテラス屋根の間の隙間が空くので、気を付けてください。
隙間ふさぎ材などを検討してください。
それでは、お気に入りのエクステリアを見つけてくださいね!
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