カーポートは、住まいの一部である。
「住宅に美しく調和するカーポート」を追求した結果、
導かれたのが、LIXILから発売されている「カーポートSC」です。
それでは、他のカーポートと何が違うのか?
あなたがこのカーポートを手にした場合、どんなメリットがあるのかをお話ししていきたいと思います。
カーポートSCは、
「シンプルな構造の住宅」
「直線基調のすっきりとしたフォルム」
「モノトーンを基調とした上質な建材」
このような住宅に調和する為に考えられました。
そして、カーポートのあるべき姿として
「”屋根”と”柱”を基本としたシンプルな構造」
「直線基調で凸凹のないノイズレスなフォルム」
「住宅の質感にマッチする統一的な素材感」
のすべてを備えたカーポートとして完成しました。
あなたのお住まいが、
①「シンプルな構造の住宅」
②「直線基調のすっきりとしたフォルム」
③「モノトーンを基調とした上質な建材」
この3つに当てはまれば、まさしくあなたのお住まいのためのカーポートと言えるでしょう。
カーポートは、エクステリアの中でも多くの方が取り入れたいと考えるアイテムの一つです。
その中でも一線を画すのがこの「カーポートSC」です。
建物に調和したエクステリアは、お住まいの価値を高めることができます。
ここからは、具体的に「カーポートSC」の魅力について詳しくご紹介していきます。
まず、カーポートSCは、デザインアワード4冠を達成しているデザイン性高いカーポートです。
①グッドデザイン賞
②German Design Award(ドイツデザイン賞)
③iF(アイエフ)デザイン賞
④JIDAデザインミュージアムセレクション
日本のグッドデザイン賞をはじめ、海外でもデザイン性の高い評価を受けています。
それでは、具体的にはどのようなところに評価を受けたのか見ていきたいと思います。
MINIMAL is BEST.
LIXILの「カーポートSC」は、”MINIMAL(ミニマル)”を徹底的に追及することで、シンプルな美しさを極めながら、更に機能性や施工性も大きく向上しています。
主な特徴は、4つあります。
1.DESIGN 住宅との調和を追求したデザイン
2.COLOR 住宅外観になじむ質感とカラー
3.FUNCTION 太陽熱も汚れもすっきりと
4.WORK-ABILITY シンプルな構造で施工もスムーズ
一つ一つ見ていきましょう!
1.DESIGN 住宅との調和を追求したデザイン
|”中骨レス”の屋根で、シンプルに美しく。
今までのポリカーボネート製屋根のカーポートと違い、屋根そのものを構造材とすることで、”中骨レス”という新しい発想のカーポートが生まれました。
強度を確保しながら、わずか40mmという薄さを実現しています。
下から見上げると、梁が見えない「屋根」と「柱」だけのシンプルな構成は、モダンでシンプルな住宅に特に美しく調和します。
|ノイズとなる雨樋は、屋根・柱に内蔵されています。
雨樋が屋根と柱に内蔵されることで、雨樋の機能はそのままで、よりすっきりとした美しいフォルムが実現されました。
|ネジやボルト、キャップもスマートに。
ネジやボルトといったパーツが表から見えないように配慮されています。
また、コーナー部分のキャップも極小化されて、細部までノイズを生まないデザインになっています。
【補足】
※カーポートが敷地からはみ出てしまうとき
カーポートSCは、斜めにカット加工することで、異形地にも対応できます。
※雨水桝につなぎたい時
排水を自然排水でなく、雨水桝につなぎたい時は、以下のような部材(丸樋ジョイナー)を取付けます。※オプション
雨水管につなぐことにより、雨水で土間コンクリートなどが汚れることがなくなります。
2.COLOR 住宅外観になじむ質感とカラー
|光沢を抑えた落ち着きのある質感が特徴です。
屋根材を含めたすべての部材がシャープなアルミ材で構成されています。
金属光沢を抑えたマットな質感により、落ち着きのある佇まいを演出します。
カラーバリエーションは、
・シャイングレーF(光沢を抑えたマット仕上げ)
・ナチュラルシルバーF(光沢を抑えたマット仕上げ)
・ブラック
の3色です。
そして、屋根材と柱を異なるカラーで組み合わせてツートン・コーディネートもできます。
柱と梁をブラックにすることで、単品のボリューム感が軽減され、より住宅と調和する”視界的な軽さ”が生まれます。
・シャイングレーF×ブラック
・ナチュラルシルバーF×ブラック
上記の2パターンのバリエーションがございます。
建物が黒っぽい色や窓サッシがブラックですと、統一感が高まり特に合わせやすいですね。
3.FUNCTION 太陽熱も汚れもすっきりと
|太陽の熱線も、紫外線も、大幅カット。
今までのポリーカーボネート製の屋根では、直射日光を完全に遮断する事はできませんでした。
しかし、カーポートSCは屋根材をすべてアルミで構成しているので、直射日光をシャットアウトできます。
車は影の下になりますので、夏の車内温度が高温になるのを防ぐことができます。
屋根の汚れや落葉も気にならない。
一般的なポリカーボネート製の屋根の場合、屋根の汚れや落葉などが透けて見えてしまいました。
カーポートSCの場合、下から見上げると屋根で視線を遮るので、汚れや落葉などが気になることはありません。
天井付の照明で、配線もすっきり。
天井の任意の場所にダウンライトの取り付けが可能です(条件あり)。
また、柱や天井にスポットライトやカメラも取付できます。
配線を屋根や柱の内部に通すことができるので、すっきりとした見た目になります。
柱付の照明にはないスマートさで明るさを確保します。
ガレージのような佇まいを演出するサイドスクリーン
本体と同じアルミ製で、統一感のあるデザインを実現したサイドスクリーンです。
パネル幅85mm、隙間15mm、厚み30mmのスクリーンです。
独自形状のスクリーンは風雨を軽減できるうえ、目隠し効果でプライバシーをほどよく守りつつ、採光と通風機能も持ち合わせています。
カーポートSCのバリエーション
カーポートSCには、車の台数に応じてバリエーションがあります。またサイクルポートもございます。
カーポートSC(耐積雪強度20cm)
①1台用
②2台用
③ミニ(サイクルポート)
カーポートSC 1500(耐積雪強度50cm)
①1台用
②2台用
【気になるカーポートSCのデメリット】
メリットとデメリットは裏表になることも多いのですが、デメリットをあげていきたいと思います。
①カーポート下が影になる
例えば、リビングの窓の前にカーポートSCを設置しようとすると、必然的にリビングが暗くなります。
住宅に日差しを取り込みたい場合は、採光性のあるカーポートを選ぶ方が賢明です。
②夏は屋根がかなり熱くなる
色によって異なりますが、アルミは熱を吸収しやすい素材です。
直射日光で屋根自体が熱くなりますので、
例えば、階段の近くで屋根に手が届いてしまう場合は調整した方が良いかもしれません。
③1台用は柱幅が広い
カーポートを正面から見て、柱の幅が190mmとなっています。
通常のカーポートは150mm程度ですので、40mm程度、駐車スペースが狭くなります。
狭い駐車スペースの場合、その点も考慮する必要があります。
④通常のカーポートと比べて価格が高い。
通常の1台用カーポートが工事費込みで15万円くらいと考えると、カーポートSCは2倍くらい、それ以上の価格になってくる場合もあります。もちろん業者・地域により価格差はありますが。
しかし、お住まいと調和し、お住まい全体の価値が上がり、住まわれる方の感情が上がるのならば、価格以上の価値はあると思います。
【関連商品】
テラスSC
関連商品としてテラスSCも販売されています。
デザインはカーポートと同じ仕様のままで、
建物に直接接続しない独立式のテラス屋根となっています。
カースペースなどのファサードとお庭スペースのイメージを合わせたい方はこちらもご検討ください。
まとめ
カーポートSCは、住宅に調和するデザインを追求して作られました。
シンプルなデザインでお住まい全体の価値をぐっと上げるカーポートではないでしょうか。
魅力的なファサードづくりにカーポートSCを検討してみてはいかがでしょうか?
それでは、お気に入りのお庭・エクステリアが見つかることを願っています!
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