【その5】エクステリア・外構の「安い・高い」の見極め方

 

限られた予算の中で、家とお庭を造っていく時、

考えていくのはトータルコスト、つまり「総額いくらかかるか?」ですよね。

 

【その4】のブログでお伝えした、

無駄なコストを発生させないことで総額を減らすこともできます。

 

 

ここで考えていただきたいのが、

 「安い・高い」の見極め方です。

 

 

安さだけを求めれば、

ホームセンターや安さを売りにしているリフォーム工務店を選ぶことが最善かもしれません。

 

ただし、その安さは「価格」だけの話です。

カーポートだけ、コンクリート土間だけ、仕上がりは特に気にしない。

最低限の用途を果たせばそれでいいという場合以外はおススメできません。

 

 

なぜなら、工事費が安いうえに、ホームセンターで利益を確保するため、

どうしても工事する職人の「腕」はそれ相応になってしまいます。

 

これは人件費を極限まで下げているので、やむを得ないことだと思います。

 

あくまで、やりたい工事内容が決まっている人向けですね。

 

 

「高い・安い」を見極める時に、

その工事が終わってからのことも考えることが大事ですね。

 

造った後に、もう少しこれがあったら・・・とか、

造る前だったら、安くできたのに・・・ということがあります。

 

例えば、電気工事ですね。

住んでみると、門回りやアプローチが暗い。

 

そんな時、工事前だと配線のみ追加で5万円でできる工事も、

工事後だと、10万円以上かかる場合もあります。

 

ライト一つに10万円以上も出せるでしょうか?

 

 

このように、

「最初にやっておくことが、結果的に最もコストダウンにつながる」という工事は多くあります。

 

 『見た目だけ安い見積りは、実はあまり意味がない』

ということですね。

 

 

エクステリア工事は、長い目で見てトータル的に考えることが大切になります。

 

 

 次回は、どうしたらトータルコストを抑えていけるかを書いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

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